- 小陰唇肥大(小陰唇形成術)の概要
- 小陰唇肥大(小陰唇形術)の手術のポイント
- 小陰唇肥大(小陰唇形成術)の症例
- 【コラム】溶ける糸 VS 溶けない糸
- 【コラム】小陰唇縮小形成術は超立体裁断のきわみ
- 【コラム】おしっこをうまく飛ばす!
- 小陰唇肥大(小陰唇形成術)の手術費用
![]()
- 術後出血防止と腫れの抑制にタイオーバーを施すこと。
- 縫合は中縫合に2〜3カ月で溶解する溶解糸を利用し、外縫合は抜糸を行うモノフィラメントナイロン糸の細いものを使い丁寧に縫合する。
- 外尿道口から小陰唇の縫合端までは、少なくとも2cmは残す。
- 小陰唇切除部分は、裏表の距離が同じになるようにデザインを気をつける。
- 術後の小陰唇に左右差がでないように、麻酔前に丁寧にデザインを施す。
- クリトリス包皮上の皮膚の形態形成は意外と大切である。
- 小陰唇切除におけるデザインでは丸みをおびた辺縁を作る事が美しさにつながるが、意外に難しいためやや極端な弧をデザインすべきである。
症例1 立った状態でも小陰唇が垂れ下がる
全体に小陰唇があつぼったく、股を閉じて立った状態でも小陰唇が垂れ下がる感じです。
![]() |
小陰唇の黒ずんだ所を中心に小陰唇全体をしっかり切除します。ただし、外尿道口から2cm程度は残します。陰核包皮やその上方の皮膚も切除します。また、肛門側の弛んだ皮膚を切除することもあります。
症例2 小陰唇に左右差がある
小陰唇の黒ずんだ所を中心に小陰唇全体をしっかり切除します。ただし、外尿道口から2cm程度は残します。
陰核包皮やその上方の皮膚も切除します。また、肛門側の弛んだ皮膚を切除することもあります。
![]() |
症例3 小陰唇を小ぶりにすると同時に黒ずみを改善したい
小陰唇をこぶりにすると同時に小陰唇の黒ずみを改善したいと感じている方の症例です。
小陰唇の黒ずみ除去に目を捕らわれ過ぎると、小陰唇全体の形態が悪くなる事があります。多少の黒ずみが残ったとしても形態の美しさを優性すべきでしょう。
![]() |
症例4 他院で受けた小陰唇縮小で傷痕が汚く外周がデコボコしている
他院で一度小陰唇を縮小する手術を受けたのですが、傷痕が汚く小陰唇の外周がデコボコになってしまった症例です。でこぼこした瘢痕を切り取り形態を整えた上できれいに縫合し直します。
![]() |
小陰唇といえども傷痕は美しくすべきです。傷痕の修正は形成外科の十八番的手術です。
【コラム】溶ける糸 V S 溶けない糸
女性器や男性器の手術では術後の抜糸が不要な溶解糸を使用する傾向にあるようです。はたしてこれは良いことなのでしょうか?
溶解糸(ようかいし)は、比較的早期に溶ける(3〜4週間)バイクリル系と比較的長く存在する(3〜4カ月)PDS系に分けられます。皮膚や粘膜の中を縫合する場合は、糸は外に出てきません。したがって縫合部の張力を長い間維持するのにはPDS系溶解糸は大変適しています。
しかし、外側を縫合する場合は、糸が外に出てきて、皮膚や粘膜を圧迫するのです。そのため早期に溶けるバイクリル系の糸を使っても3〜4週間も傷痕を圧迫するため傷に対し細かい横線が多数できてしまい醜いものです。これを「ステッチマーク」とよんでいます。溶けないモノフィラメントナイロン糸を使うと予定期間で必ず抜糸しますので手間はかかりますが、ステッチマークは残りにくいのです。 つまり、面倒でも外縫合は溶けない糸(モノフィラメントナイロン糸)を使用すべきなのです。
小陰唇形成の術後の傷痕が汚いのは、もしかすると溶解糸を使用するのが原因の一つかもしれません。
【コラム】小陰唇縮小形成術は超立体裁断のきわみ
小陰唇を縮小する手術は一見簡単に見えます。ところが実際はとても難しいデザインの要素が詰まっています。まず、小陰唇はクリトリス包皮からおこる部分とクリトリス脚から起る部分が微妙に融合しその上方を形作っています。ここでは凹凸が激しく入交り複雑な陰影を作っているのです。この部分を丁寧に切り取り立体形態を把握しながら縫合しなくてはなりません。さらに、小陰唇の辺縁は以外にカーブの丸みをしっかり付けないと出来上がりが美しくないのです。
この辺の形態形成は立体的でとても微妙です。小陰唇縮小手術は伸びてはみ出ている小陰唇を単に切除するだけではなく、立体裁断を必要とする手術なのです。
【コラム】おしっこをうまく飛ばす!
水まき用のホースの先をつまんで水道の栓をひねり強く放水すると水はあちらこちらに飛びちってどこへ着水するかわかりません。
人間の尿道はとても小さく、そのわりに排尿の圧力は高いので、ひとのオシッコも水まきホースの先をつまんだ時と同じ現象がおこっても良いはずなのです。ところが男性も女性も排尿すると一定のところにオシッコを飛ばす事ができますよね。これにはわけがあるのです。
男性の場合、尿道の先端に一部膨らみが存在しています。

ここで水流は回転をしてから勢いよく排尿されます。
そして尿道口より約10cmのところで 180°尿線は回転するのです。
これが尿をまっすぐ飛ばす働きがあるといわれています。
女性では、男性に存在する尿道の膨らみは無いのですが、外尿道口から小陰唇の間を通って尿が排出されるため、小陰唇がこの尿道の膨らみの変わりをしているといわれています。つまり尿はこの小陰唇の間で水流が回転し、その結果小陰唇から10cmのところで尿線が180°回転するというわけです。

| 項目 | 金額 (消費税込み) |
| 小陰唇形成 (小範囲) | 25万円 |
| 小陰唇形成 (通常範囲) | 30万円 |
| 小陰唇形成 (拡大範囲) | 35万円 |
| ・会陰肛門形成加算 | 10万円 |
次のページでは [膣弛緩症手術]をご紹介します






